倉庫と居住スペースの間に配置した界壁(かいへき)は、軽量鉄骨間仕切り下地に石膏ボードを張って作っていきます。界壁は耐火壁仕様にて施工します。

☆界壁・・・マンション・アパートなどの各住戸の間を区切る壁で建設基準法上、耐火構造または、準耐火構造とし、小屋根または天井裏に達するように設けなければならないとされています。
☆石膏ボード・・・芯材に石膏を入れ、その両側と側面をボード用紙で被覆した板。耐火・防火・遮音性能をもち、室内の仕上げ下地としてよく使用します。

軽量鉄骨下地
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石膏ボード
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石膏ボード片面施工完了です。
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グラスウールを壁内に充填し、断熱と遮音効果を高めていきます。

☆グラスウール・・・短いガラス繊維でできた、面錠の素材で、断熱材として広く用いられ、防火性にも優れている。

グラスウール
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グラスウールが入り、壁の下地が出来上がりました。
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石膏ボード下張り状況
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石膏ボード上張りにて界壁完了です。
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配管がむき出しになっているコンクリートに床枠を取り付け、床の下地にパーティクルボードを設置していきます。
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☆パーティクルボード・・・削片板、チップボード、乾式繊維板ともいい、再生木材の一種です。木材の小片を結合材で熱圧、成型した板で、割れ、そり、節がなく材質が均一で耐候、断熱、遮音、耐衝撃、防火にも優れています。

床の下地が完了しました。
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次回は、居住スペースの内部施工作業を紹介していきます。

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