本日は、3月度の近隣清掃を行いました。


昨日は青空が垣間見えたものの、突然、雨や雹が降り出すなど異常な天気の一日でしたが、

本日は、寒さを感じるものの雲の合間から柔らかい日差しが指す中の清掃となりました。
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当月は、先月と同様にゴミの量が格段に少なく、

清掃時にいつも目にするペットボトルや空き缶も数本、

タバコの吸い殻に至ってはほぼないという少なさに驚きつつ嬉しく思いました。

しかし、唯一発見したタバコの吸い殻は道路脇の植栽の中。

この空気が乾燥する季節にタバコの吸い殻を植栽に捨てる行為は火事を招きかねない

大変恐ろしい行為なのです。

何気ない行動でも地域の環境を脅かす行動に繋がることを今一度再認識して頂きたいと感じました。
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今月の稼働現場周辺清掃は、京都市山科区にて施工中である

『(仮称)THE GARNET SUITE RESIDENCE 山科駅前新築工事』の現場周辺の清掃活動を実施しました。


本現場での近隣清掃は2度目の実施となりました。

今回の清掃範囲は、前回まで現場周辺と大通り沿いに併せて、地下鉄の地下道まで

範囲を広げて清掃を行いました。

しかし、前回の清掃とは異なり、ゴミの少なさに驚きました。

ゴミのない街並みは地域環境を美しくするだけでなく、地域を利用する人々の心も

美しくしてくれることを実感しました。
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地下道を清掃しているときに山科駅周辺の遺跡についても掲示板を発見。

そこには、かつて安祥寺山の中腹にあった『安祥寺上寺』に関する説明がありました。

『安祥寺』は仁明天皇女御藤原順子の発願により建立され、

その約3年後、山上に『安祥寺上寺』が建立されました。

しかし、後に勧修寺や高野山の支配が強まり、『安祥寺上寺』は南北朝の兵火で焼失してしまいました。

当時の五大堂本尊などは東寺観智院に移され、

『安祥寺上寺』は『安祥寺上寺跡』として建物の礎石を有する基壇後のみが残っているようです。

その地で工事に携わらせて頂き、地下道を歩いてみたから知り得た『安祥寺上寺』の歴史。

新たに山科の歴史に出会えた機会にもなりました。

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また、清掃途中には現場事務所としてお借りしている建物の隣にお住まい方からもお声掛けを頂き、

清掃活動の励みになりました。

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1月から中国武漢を中心に世界各国でその猛威を振るっている『新型コロナウイルス』。

国外の感染者は94,310名・死者数3,270名となっている状況です。

日本でも感染が拡大し、国内の感染者は350名を超え、死者数は6名となっています。

私たちの住む京都でも6名の感染者が出ており、

各自が手洗い・うがい・消毒・マスク着用など予防の徹底に努めなければならない状況です。

そんな中、国内での『新型コロナウイルス』の感染者が散発的に発生している状況に対して、

国では廃棄物に係る適正処理についての基本方針が発表されました。

感染経路として飛沫感染及び接触感染が考えられることを受け、

使用済みマスクやティッシュなどはインフルエンザの流行時同様にゴミ袋等に入れ、

密封した状態で廃棄するように呼びかけられています。


本日のゴミの少なさも、世界中で感染拡大している『新型コロナウイルス』を危惧し、

不要不急の外出を避ける方が増えているのではないかと感じました。

一方で拾ったゴミの中に、使い捨てられたマスクが・・・

予防の為に着用するのは良いですが、使用された後は責任を持って処分することが大切です。

『新型コロナウイルス』はどこで感染が拡大するかわからない状態です。

自分の身を守るのと同時に、周りの方の健康を守る為にも責任ある行動を心掛けていかなければならないと思います。

まだ朝晩が寒く、『新型コロナウイルス』だけでなく、体調を崩しやすい季節でもあります。

〝念には念を〟の意識で一緒に感染予防に努めて参りましょう。



高塚工務店HPhttp://www.takatsuka-con.co.jp