令和2年5月11日(月)
昨年竣工しました京都市楽只市営住宅整備工事
ただし,13号棟・14号棟及び15号棟耐震改修その他工事の1年検査を実施しました。
1年検査には、京都市の担当者立会いのもと、担当者した現場責任者、営業責任者のほか、
設備工事を担当された設備会社など 計16名にて検査させて頂きました。
≪オープニング会議の様子です≫
オープニング会議で1年点検の実施内容が伝達されると、早速、点検が始まり、
建物の不具合の有無や劣化箇所の有無など細かくチェックしました。
≪1年点検実施の様子です≫
≪隅々まで点検が実施されていきます≫
それぞれ、設計図書と照らし合わせながら、竣工時から1年経過した建物の状況を確認します。
≪設計図書と見比べながら点検が進められていきます≫
建物全体の1年点検が完了すると、点検結果の報告及び改善指示が行われました。
≪クロージング会議の様子です≫
竣工後に1年点検を行うことで、使用することで発生する劣化の他、
入居後に判明する不具合など竣工時には見えなかった部分が見えてくることがあります。
その為、1年経過して判明する不具合を見逃さないように、細かくチェックし、
修繕の必要な箇所については、迅速に対応させて頂いております。
その他定期的に点検を行うことで、竣工後の知り得ない入居者の声や発注者の声を
直接聞くことができる大変良い機会だと考えております。
また、そこから得られる〝声〟は、今後の業務を進める上で私たちにとって
大変貴重かつ重要な意見になることもあり、有効的な取り組みでもあります。
私たちにとって『建築』とは、建物を建てて終わりではなく、
その後の建物の状況や皆様が快適かつ安全・安心に使用できる空間になっていることが大切だと考えています。
そのことからも『1年点検』が重要であることが分かって頂けると思います。
建物内の点検の途中、ふと目線を外に向けると、どこまでも広がる美しい青空の下、
街の中の木々が青く生い茂っている5月らしい爽やかな景色を目の当たりにし、
施工中から感じていた楽只市営住宅の見晴らしの良さを改めて感じました。
新型コロナウイルスの影響で外出を控えなければならない状況の為、
自然に触れる機会も減っており、気分も少し落ち込んだ状況でしたが、
この清々しい景色に心まで晴れやかな気持ちになるひとときとなりました。
≪楽只市営住宅から京都市内が一望できます≫
高塚工務店HP:https://www.takatsuka-con.co.jp
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