9月10日(木)
来年の春に就職をお考えの高校生を対象にした会社見学会を開催しました。
今回は、京都府立農芸高等学校の男子生徒1名と引率の先生に参加して頂きました。
まずは、本社内で当社についての説明を行いました。
会社案内を基に当社がどのような歴史を歩んできたのか、
これまで携わった建築の仕事についてなど、当社の紹介を行いました。
≪当社について説明を行っています≫
また、実際に設計図書(図面)を見てもらいながら、
当社が行っている〝施工管理〟とはどのような仕事なのかの説明を行いました。
≪設計図書(図面)を見ながら、私たちの仕事を説明しています≫
その後、亀岡市にて施工中である『ガソリンスタンド改造工事』の現場見学会を実施致しました。
現場見学会では、実際に現場を見てもらい、
当社の現場責任者から工事概要及び現在の作業内容の説明を行いました。
≪現場責任者が工事内容を説明しています≫
生徒さんが通われている『京都府立農芸高等学校』は、農業教育を主とする京都唯一の農業高校です。
『京都府立農芸高等学校』では、農業の6次産業化を踏まえ、新しい時代に対応した農業専門教育の充実を図る為、
開校38年を迎える今年度より【農業生産科】・【園芸技術科】・【環境創造科】の3学科・8コースに
学科改編が行われ、より専門性を活かした教育を行われています。
生徒さんは学校で園芸作物の生産・加工や食に関するバイオ技術を専門的に学ばれており、
高校生活で触れることのない『建築』という仕事に少しでも興味を持ち、
今回、会社見学に参加して頂けたことは大変嬉しく感じております。
今回見学して頂いた現場は、私たちの暮らしと密接な関係にある『ガソリンスタンド』。
しかし、その建築現場を見ることは決して多くない為、貴重な機会になったのではないでしょうか。
『ガソリンスタンド』の施工は『建築』と『土木』両方の要素が含まれている上、
建築工事の中でも大変危険を伴う工事の1つでもある為、
担当する現場責任者・担当者はピンと張り詰めた緊張感の中で
計り知れないプレッシャーと責任を背負いながら工事を進めております。
『建築工事』と一言で言っても、建物を建てるだけでなく、多種多様な工事があり、
それに携わることができる仕事であるということを知って頂けていると嬉しく思います。
普段聞きなれない言葉や見たこともない現場の様子など、初めて『知る』・『見る』ことが
多かったと思いますが、こちらの説明に対し真剣に耳を傾け、受け答えしてくれる姿勢を
拝見し、こちらにも熱心さが伝わり、大変感心しました。
≪真剣な姿勢で話を聞いてくれている様子でした≫
当社には、生徒さんと同じ『京都府立農芸高等学校』を今春卒業した先輩も働いています。
業務の都合上、先輩が従事する現場の見学は出来ませんでしたが、
入社して約5ヶ月が経過し、まだまだ分からないことばかりで、不安や悩みを抱える毎日だと
思いますが、上司や先輩からの指導・アドバイスを受け、指示された仕事を必死でこなしながら、
日々業務に励んでおります。
普段の学生生活では触れることのない建設現場の様子に不安や戸惑いを感じられたかも
しれませんが、何か一歩を踏み出す時は誰もが不安と隣り合わせです。
しかし、勇気を出して一歩進むと、自分が知らなかった世界を知ることができるだけでなく、
新たな発見や驚き・楽しさがあり、そこから自分の成長に繋がる道筋が見えてくることがあります。
『建築』という仕事は精神的にも体力的にも厳しい仕事ではありますが、
その反面、全く同じ建物は一つもなく、唯一無二の存在を街の中に誕生させることが出来る仕事です。
また、完成した時に感じる達成感は非常に大きく、
施主様からの感謝の言葉や完成後、建物を利用されている皆さんの笑顔を見ると
大変嬉しく感じるやりがいのある仕事だと自負しております。
そんな『建設業界』だからこそ味わえる貴重な体験を一人でも多くの方に経験してほしいと思っております。
今回の会社見学会をきっかけに、『建設業界』で働きたいという思いが芽生え、
少しでも当社に興味を持って頂けていると、大変嬉しく思います。
そして、いつか一緒に仕事が出来る日を楽しみにしております。
高塚工務店HP:https://www.takatsuka-con.co.jp
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