本日より、(仮称)LA-GOM新築工事の様子をお伝えしていきます。
(仮称)LA-GOM新築工事は障がい者の為の就労移行作業所として、
パン工房や軽作業所が併設されている複合施設となります。
運営機関である『社会福祉法人 径福祉会』様は、今年7月に誕生した新しい社会福祉法人です。
小説家・詩人の島崎藤村の『林檎畑の樹の下におのずからなる細道は誰が踏みそめしかたみぞと』という言葉から、
この細道もいつかは踏み固められて道になる。
地域住民、多くの市民のお力をお借りして職員の皆さんと共に前に進む決意を法人に託し、
社会福祉法人を『径(こみち)福祉会』と命名されました。
工事概要
工事場所 :京都市南区吉祥院御池町6番地
構造・規模:木造(CLT工法)2階建
建築面積 :152.00㎡(45.98坪)
延床面積 :297.50㎡(89.99坪)
工 期 :令和2年10月8日~令和3年2月28日
≪イメージ図≫
本工事に採用される『CLT』は、Cross Laminated Timberの略で、
張り合わせる板の繊維方向が並行に張り合わせる集成材に対して、
『CLT』は、繊維方向が直交するように交互に貼り合わせられた厚型パネルとなります。
オーストラリアを中心に発展し、現在ではイギリスやスイスなどヨーロッパ各国でも様々な建築物に活用されており、
カナダなどではCLTを使った高層建築が建てられるなど各国で主流化しつつある工法ですが、
日本では2016年に一般利用がスタートしたばかりのまだまだ新しい工法です。
京都でも活用されている建築物は少ない上、
施工させて頂く私たちにとっても初めて取り組む工法となる為、日々勉強しつつ、
CLT工法のモデル建築物の1つとなるような建物を作り上げていきたいと考えております。
10月19日(月)には地鎮祭を執り行わせて頂きました。
施主様を始め、設計事務所など諸関係者等 14名が参列し、工事が事故なく無事行われることを祈願いたしました。
≪地鎮祭の様子です≫
≪北東の角から四方を清めていきます≫
≪地鎮の儀の様子です≫
≪玉串奉奠≫
≪設計をご担当されている株式会社コスト 中嶋社長の御発声に続いて高らかに乾杯≫
≪那須理事長よりご挨拶を頂きました≫
≪最後は参列者で記念撮影≫
無事、地鎮祭を終え、現場では、工事に取り掛かる準備作業へと取り掛かり、
準備が整うと、掘削作業・地盤改良へと作業を進めて参ります。
工事中、近隣の皆さまには騒音や振動・粉じん等で大変ご迷惑をお掛けすることと思います。
また、本現場は西大路通に面しており、大変交通量の多い地域であるうえ、
商業施設や教育施設などが立ち並び、小さなお子様から高齢者の方々まで、
幅広い年齢層の方がお住まいの地域となっているため、
工事中の作業はもちろんですが、工事車両の通行には細心の注意を払い、作業を進めて参ります。
竣工を迎える令和3年2月まで大変ご迷惑・ご不便をお掛けすることと思いますが、
皆さまの安全確保を第一に気を引き締め、工事を進めて参りますので、ご理解・ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
高塚工務店HP:https://www.takatsuka-con.co.jp
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