【庁舎棟】
庁舎棟では、躯体工事へ作業が着々と進められており、
年明けより、2階梁スラブ、階段の配筋及び型枠建込み作業を約1週間掛けて実施致しました。

≪年末に行っていた1階の梁掛け作業が完了した様子です≫
イメージ 1


鉄筋コンクリート造の建築工事では、
配筋作業・型枠建込み・コンクリート打設と工事が一体となって作業が進められていきます。
この作業の良否がコンクリート強度を左右し、結果的には建物構造に大きな影響を及ぼす為、
慎重且つ的確な施工計画~現場監理が重要となります。

≪2階梁スラブ部の型枠建込み作業の様子です≫
イメージ 2


配筋作業では、コンクリート打設における『かぶり厚さ』を確保しておかなければなりません。
『かぶり厚さ』とは、鉄筋の表面と鉄筋を覆うコンクリートの表面までの最短距離のことを
いいます。
鉄筋コンクリートは、コンクリートが持つアルカリ性の特性による鉄筋が錆びるのを
防止していますが、コンクリートが中性化したり、ひび割れした箇所から水が入り込むと
鉄筋は錆びてしまいます。
その為、コンクリートの鉄筋に対する『かぶり厚さ』を充分に確保することが重要となります。
また、『かぶり厚さ』は耐火性・耐久性が得られるように部材別に施工精度等を考慮して
定められています。

≪2階梁スラブ、階段の配筋作業中の様子です≫
イメージ 3

イメージ 4


≪膨大且つ重量のある鉄筋をクレーン使って2階部分まで運搬しています≫
イメージ 5


≪2階梁スラブ、階段の配筋作業が完了しました≫
イメージ 6


配筋作業が完了すると、いよいよ1階柱・壁及び2階梁スラブのコンクリート打設へと
作業を進めました。

≪コンクリート打設中の様子です≫
イメージ 7

イメージ 8


コンクリート打設範囲が広大である為、2台のポンプ車を併用して打設作業を行いました。

≪2台のポンプ車を使用して作業を進めています≫
イメージ 9


≪コンクリート打設が完了しました≫
イメージ 10

イメージ 11


コンクリート打設が完了し、
2階部分の柱・壁の配筋及び型枠建込み作業へと取り掛かりました。
いよいよ2階部分の躯体工事を進めるにあたり、先行して外部足場の迫り上げ作業も行いました。

≪2階部分の柱・壁 配筋作業中の様子です≫
イメージ 12


≪2階部分の柱・壁 型枠建込み作業中の様子です≫
イメージ 13

イメージ 14


≪外部足場の迫り上げ作業中の様子です≫
イメージ 15

イメージ 16


建物の大規模さを改めて実感した一方で、
外部足場が2階部分まで迫り上ったことで、現場災害の発生する危険度がより一層増しております。
外部足場の昇降部分には、足場に上る際の注意喚起を徹底して行っており、
安全に工事を進めていく為に現場作業員全員で事故防止を意識した行動に努めております。

≪外部足場昇降時の注意点を掲示しています≫
イメージ 17


≪外部足場が2階部分まで組み上がりました≫
イメージ 18


また、庁舎棟の外壁西側には精華町のエンブレムをあしらう計画となっている為、
外壁西側の型枠建込み時には、エンブレム形の型枠も取り付けました。

≪エンブレム形の型枠を取付けました≫
イメージ 19


2階部分の配筋・型枠作業と並行して、1階部分の壁及びピットスラブの脱枠作業を
進めました。

≪型枠建込み及び1階 壁及びピットスラブの脱枠が完了しました≫
イメージ 20


今週より、梁掛け作業にも取り掛かっており、
2月初旬頃には、2階柱・壁のコンクリート打設を予定しております。

≪梁架け作業中の様子です≫
イメージ 21

イメージ 22


今回の1階柱・壁及び2階梁スラブのコンクリート打設に伴い、
ポンプ車を2台配置して作業を進め、2台のポンプ車へ生コンクリート搬入する為、
場内には複数台のミキサー車が入退場を繰り返しました。

≪複数台のミキサー車が生コンクリート運搬の為、入退場を繰り返しました≫
イメージ 23

イメージ 24


今後も随所でコンクリート打設作業等大掛かりな作業が予定されており、
その際には、場内へ大型の工事車両が入退場します。
精華町消防庁舎の職員の皆様や近隣の皆様には大型工事車両の通行による振動や騒音などで
大変ご迷惑をお掛け致しますが、皆様の安全確保を第一に工事を進めて参りますので、
ご理解・ご協力頂きたく思います。

まだまだ、日が短い日が続きます。
早めの照明点灯を心掛け、作業環境の確保及び事故防止に努めております。

≪早めの照明点灯で、作業環境を整えています≫
イメージ 25

イメージ 26



高塚工務店HP:http://www.takatsuka-con.co.jp