大変遅くなりましたが、
平成28年3月15日より工事を進めておりました
『三川合流域拠点施設管理棟建築工事』が無事竣工し、
平成29年3月25日に『さくらであい館』がオープンしました事をお伝え致します。

当社が施工に携わった『管理棟』は木造平屋建て。
伝統的な『和風建築』となった外観は、落ち着いた佇まいを醸し出しています。

≪外観の様子です≫
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一歩、足を踏み入れると、重厚感溢れる立派な小屋組みが姿を現し、
老舗旅館のような京都の趣を感じることが出来る造りとなっております。

≪アプローチ≫
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≪エントランス≫
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≪エントランス 吹抜け≫
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様々な〝木材〟をふんだんに使って建てられた管理棟の内装からは、
杉やヒノキなどの良い香りと木造ならではの〝木のぬくもり〟に包まれた暖かみが感じられ、
訪れた人々の心と体を癒す居心地の良い空間になっております。

≪イベント広場≫
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≪情報発信スペース≫
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≪学習室≫
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≪会議室≫
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対照的に鉄骨で建てられた展望塔。
一見、正反対のように思われますが、
よく見るとエレベーター部分を囲うように木造の格子があしらわれている他、
展望塔全体の色合いも屋根瓦と同系色とされており、互いの調和が保たれています。

≪管理棟と展望塔≫
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大変厳しい工期ではありましたが、無事竣工を迎えることが出来ました。
本事業は国土交通省 近畿地方整備局を始め、周辺の市区町村 各自治体などが多くの関係者
が長い時間をかけて計画されてきたプロジェクトとなります。
その為、着工前より大きな注目を浴びている工事であるという認識のもと、
責任と自覚をもって工事に取り組ませて頂きました。
工事を進めていく中で、厳密な施工管理・工程管理・安全管理の他、
隣り合う展望塔建築との兼ね合い、通行車両や通行者の安全確保など、
現場責任者・担当者に圧し掛かる責務は日を追うごとに大きくなっていきましたが、
近畿地方整備局の皆様をはじめとする関係者方、協力業者様など
施工に携わって頂きました皆様のお力添えにより、完成の日を迎えることが出来たと思っております。
心より感謝申し上げます。

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歴史と共に生き、伝統を重んじる京都に似合った建物が誕生したと思っております。
歴史ある地域で、建物から『日本古来の建築物』の風合いを感じて頂けると思います。
そして、私たちの暮らしに欠かすことの出来ない『水』。
その大切な水を運んできてくれる『川』の歴史を学ぶことの出来る貴重な場所でもあります。
是非、この地に足を運んでいただき、自然の雄大さ、歴史の奥深さを目や耳、肌で感じ取って
頂けると大変嬉しく思います。

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3つの川がこの地で〝出合い〟1つの大きな川となるように、
日々の出来事の中、様々な〝出合い〟があり、それが想い出となります。
ここ『さくらであい館』で、見つけた〝出合い〟も大切な想い出として
皆さんの心に残る1ページになることを心より願っております。
そして・・・
ここ『さくらであい館』訪れる方皆様に幸せが訪れますことを心よりお祈り申し上げます。

本日を以って、『三川合流域拠点施設管理棟建築工事』の工事ブログは終了となります。
掲載当初より多くの皆様にご覧頂き、誠に有難うございました。


高塚工務店HP:http://www.takatsuka-con.co.jp