本日は、12月度の近隣清掃を行いました。
12月に入り、一段と寒さを感じるようになってきました。
本日は、昨日よりは寒さが緩んだものの、時折吹く風が冷たく感じましたが、
雲一つない晴天となり、爽やかな気候の中、清掃を行いました。
今月は、先月よりゴミの量も少なく、先月多く拾ったペットボトルも数本で大変嬉しく感じられました。
一方で、道路脇の植栽の中から、数本のタバコの吸い殻を発見しました。
特に秋から冬にかけては、空気が乾燥しやすい季節となり、
火の不始末が大きな火災に繋がることもあるため、その光景を目の当たりにし大変遺憾に感じました。
11月頃より、毎日のように住宅火災等が相次いでおり、
少しの油断や不始末が引き起こす火災の恐ろしさを日々感じております。
何気ない行動が大きな火災に繋がる危険性を秘めていることを十分理解し、
マナーを守って行動するようにして頂きたいと思います。
また、室内でも暖房器具を使うことが増えてくると思いますが、火の取り扱いに注意して頂きたいと思います。
今月の稼働現場周辺の清掃活動は、右京区にて施工中である
『学校法人 花園学園 花園大学某工事』の現場周辺の清掃活動を実施しました。
現場周辺は地元の方が慣れ親しんだお店が立ち並ぶ住宅地となっています。
大きな幹線道路から少し西に入るため、地元の方や学生が行き交う落ち着いた地域です。
早速、清掃を始めてみると、タバコの吸い殻やチラシなどを拾いましたが、
車や通行人も比較的多い地域ではあるにも関わらず、ゴミの少なさに嬉しくなりました。
また、清掃途中の道路沿いのお家には色とりどりの花が咲いており、
紅葉の季節も終わりに差し掛かり、冬の装いになる街並みが花たちによって彩られている光景に
寒い中での清掃でしたが、色鮮やかな花に心が温まるひと時でした。
花園大学の南、東西を走る道を『太子道』と呼びます。
地図では〝旧二条通〟と明記されている『太子道』ですが、歴史のある道なのです。
今からはるか昔、聖徳太子が建立した山城最古の寺院『広隆寺』への参詣道として、
上京区の出世稲荷神社跡から右京区の蚕ノ社を通り、三条通に通じるまでの道を『太子道』と呼びました。
一方、花園大学の東側を南北に走る道を『馬代通(馬代小路)』と呼ばれており、
平安時代には既に形成されていたとされています。
昭和の終わりに行われた発掘調査では、石敷施設と木組暗渠が検出されており、
おそらく明治時代まで小路や水路として踏襲されていたのではないかと言われています。
歴史のある小路が行き交う場所にある花園大学。
1872年(明治5年)に妙心寺が学寮・般若林を設立したことが始まりであり、
文学部・社会福祉学部を擁する文系大学として発展されています。
更に経営母体となる『妙心寺』は、臨済宗妙心寺派の大本山で、南北朝時代に創建された
大変歴史のある寺院となっています。
日本にある臨済宗寺院約6,000か寺のうち、約3,500か寺を妙心寺派で占める日本最大の禅寺であり、
自然豊かで東京ドーム7個分 約10万坪を誇る広い境内をもつ『妙心寺』は
〝西の御所〟とも呼ばれ、多くの方に親しまれています。
妙心寺には約40の塔頭があり、紅葉が綺麗なお寺が沢山あります。
中でも、一般公開されている紅葉の名所が『退蔵院』です。
京都フリー写真素材:https://photo53.com/
『余香苑』と呼ばれる素敵な庭園が有名で、真っ赤に色づいた楓と庭の色合いが見事です。
京都フリー写真素材:https://photo53.com/
今年は京都市内の各名所で紅葉が早いと言われている為、
見頃は終わりを迎えているかもしれませんが、『余香苑』の美しさはいつでもご覧いただけると思います。
是非、お近くにお立ち寄りの際は、訪れてみてください。
高塚工務店HP:https://www.takatsuka-con.co.jp
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