タワークレーンの組立作業が完了し、いよいよ、躯体工事へと着手していきます。

現場には、長短太細様々な鉄筋が運び込まれてきました。

≪様々な鉄筋が到着≫
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早速、1階柱・壁の配筋作業へと取り掛かりました。

配筋作業では様々な太さや長さの鉄筋を現場でつなぎ合わせながら施工を行います。

このつなぎ合わせた部分を【継手】と呼びます。

【継手】の方法には種類があり、今回採用しているのは【ガス圧接工法】です。

【ガス圧接工法】は、接合端面を突き合わせ圧力を加えながら約1200℃~1300℃に加熱し、

接合端面を溶かすことなく、赤熱状態でふくらみを作り、接合する工法のことで、

技能の資格を持った方だけが施工できる作業となります。


≪ガス圧接工法で継手を行っている様子です≫
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圧接工事中にはガス圧接部の外観検査や鉄筋引張試験を行います。

鉄筋引張試験では、圧接する本数に対して規定されたテストピースを作り、試験を行います。

テストピースを引っ張り、圧接部部分ではなく母材の方で破断すれば合格となります。

また、テストピースを抜き取った後、鉄筋片を入れ、抜取り箇所の復旧作業も行います。


≪テストピースを抜き取りました≫
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≪テストピース抜取り箇所の復旧作業を行います≫
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配筋作業と並行して、型枠建込み工事も行っていきます。


1階柱・壁の配筋作業中の様子です≫
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≪型枠の建込み作業も着々と進められていきます≫
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1階柱・壁の配筋作業・型枠建込みが進む中、現場には2階スラブに使用する鉄筋が早くも到着。

到着すると、使用する鉄筋の受入検査を行い、相違ないことを確認し、配筋作業に取り掛かりました。


≪配筋前には断熱材の敷き込みが完了≫
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2階部分に使用する鉄筋が運び込まれてきました≫
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≪受入検査を終え、1階同様に配筋作業がスタート≫
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こちらでも配筋作業を終えたところから、ガス圧接工法による圧接工事に取り掛かりました。


≪次々とガス圧接が施されていきます≫
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≪ガス圧接で出来たいくつものふくらみがあることが確認できます≫
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1階・2階 配筋作業・型枠建込み工事が完了すると、いよいよ1階・2階 コンクリート打設作業へと取り掛かって参ります。



高塚工務店HPhttp://www.takatsuka-con.co.jp