3月25日頃より、ちらほらと咲き始めた桜。
4日1日の入社式には満開の桜で新しい仲間の門出に花を添えてくれました。
暖冬の上、雨も少なかった為、長く美しい桜の姿を見ることが出来ました。
桜の下のキラキラ光る小畑川と澄みきった青空とのコントラストは
毎年、桜を眺めている私たちでも美しさに見惚れる程です。
ご近所の方や通行される方も毎年楽しみにされている桜。
桜が満開になっていく姿を眺めたり、記念写真を撮られる姿など様々です。
例年とは異なる状況で、お花見の自粛や式典の中止が呼びかけられており、
今年は桜を眺められていないという方や卒業式・入学式などが取止めになってしまったと
いう方もいらっしゃると思います。
その為、いつもならこの時期にみられる制服姿のお子さんと親御さんが
嬉しそうに記念撮影をされる姿もあまり拝見できず、桜も心持ち悲し気な表情に見えました。
一方で、小さなお客様がたくさん。
小鳥たちが桜の花と戯れにやってきてくれました。
お花見をできない私たちの代わりに小鳥たちがお花見をしてくれているようにも見えました。
先々週より始まった、毎年恒例のライトアップ。
空から降り注ぐ太陽の光に照らされた桜とは異なり、下から柔らかな光に照らされる『夜桜』。
一瞬で幻想的な雰囲気に包み込んでくれる姿は圧巻です。
ライトアップが始まると、
会社の前には数台の車や通行されている方が足を止め、『夜桜』を眺めておられました。
街中と比べると、人も少ない為、束の間のお花見を楽しまれている様子でした。
『夜桜』が持つ儚さがいつもは切なく感じていましたが、
今年は私たちの落ち込んだ気持ちに寄り添ってくれているぬくもりを感じました。
その可憐で儚げな一方、ひたむきで健気な姿を目にし、
今こそ踏ん張る時だと勇気付けてくれたような気がしました。
新型コロナウイルスの影響で日本中の方が不安な日々を過ごしておられると思います。
コロナを始め、世界中で流れる暗いニュースで日々変わっていく状況の中にも
変わらずにその場所で花を咲かせ見守ってくれている『桜』。
毎年、当たり前のように美しい花を咲かせて人々を魅了してくれていますが、
〝当たり前〟ということがどれだけ貴重で尊いことなのかを改めて教わったような気がしました。
『生きている事』『体が自由に動くこと』『勉強や仕事が出来る事』『家族や友人がいること』など
普段、何気なく生活していること全てが当たり前のようで決して当たり前ではありません。
特に今年は『桜たち』から〝当たり前〟にあるモノの偉大さを改めて気付かされました。
本日も午後6時30分頃よりライトアップを行います。
だんだんと葉桜になりつつありますが、頑張って花びらを広げてくれている花もあります。
是非、お近くにお越しの方は、桜の見納めにご覧になってみてください。
また、外出を控え、お家にいらっしゃる方も当ブログの桜の写真で少しでも『桜』を楽しんで
頂けていると嬉しく思います。
〝令和最初の桜〟は少し寂しい『桜』となりましたが、
来年の春には、皆さんと一緒に『桜』を楽しめることを祈っております。
世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス。
先日、政府より7都府県に緊急事態宣言が発出されました。
国内の感染者は4,500人を突破し、今もなお増加しております。
不要不急の外出自粛やお仕事のテレワーク実施、手洗い・うがい・手指の消毒の徹底の他、
3つの「密」(密閉空間・密集場所・密接場面)の回避など自分自身で出来る予防・対策を
行って頂き、ご自身の感染予防はもちろんの事、感染拡大の防止に努めて頂きたいと思います。
また、感染拡大のニュースが大きく報道される一方で、医療現場に携わる医師・看護師及び関係者の
皆さんは『医療崩壊』を招かぬよう、日々危機的な状況の中、懸命な治療に取り組んで頂いています。
その方たちの努力を決して無駄にしないように、お一人お一人が、今できる限りの予防・対策
を行って頂きたいと思います。
この状況が落ち着き、これまでの平穏な暮らしが戻ってくることを信じつつ、
実際に病気と闘っておられる方が一人でも多く治癒されることを願っております。
高塚工務店HP:https://www.takatsuka-con.co.jp
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