本日は、10月度の近隣清掃を行いました。
10月に入り、過ごしやすい秋の風を感じるようになりました。
本日は柔らかな風を肌に感じながら、爽やかな雰囲気の中、清掃活動を行いました。
今月は、先月のゴミの量と比較すると、やや増えたように感じられました。
特に多く感じたゴミがプラスチックゴミでした。
中でもコンビニなどのコーヒーのカップが非常に多いように見受けられました。
先月にもお伝えしておりましたが、飲んだ後のカップを街中に捨てる行為は無責任で自分勝手な行動です。
公共の場所でゴミ箱があれば、そのゴミ箱に捨てる。
無かった場合は、自宅に持ち帰り、自宅で処分する。
誰もができる簡単な環境保全活動だと思います。
自分自身で責任を持って処分することを再度心掛けて頂き、意識した行動を行って頂きたいと感じる清掃活動となりました。
今月の稼働現場の清掃活動は、京都市右京区で施工中の現場周辺の清掃活動を実施しました。
清掃を始めると、タバコの吸い殻や空き缶、パンの空き袋などが落ちているものの、
大きな目立つゴミが少なく、最後に集まったゴミも45リットルのゴミ袋まとめると、
底溜まり程度の量となり、地域環境の美しさに大変感動しました。
現場のある右京区は、多くの寺社仏閣が立ち並んでいるはもちろんですが、
映画村や嵐山といった観光客が多く訪れる地域でもあります。
訪れた方が美しいと感じて頂けるような街並みを維持することの大切さを改めて感じたように思います。
また、着工後、初めての清掃活動になる為、
工事期間中、近隣の皆様に騒音等でご迷惑・ご不便をお掛けしているお詫びと御礼を兼ねて
地域の皆様と一緒に環境の美化・保全に寄与して参りたいと考えております。
一方、清掃途中に少し目線を変えてみると、
きらきらと太陽の光が輝く川の中を優雅に泳ぐカルガモの姿が。
気持ちよく泳いでいる姿や、少し一休みする様子に癒されるひと時となりました。
また、土手に咲く彼岸花などの美しい花々が咲き誇っている様子も。
彼岸花は、開花時期が9月中旬以降、つまりお彼岸の頃に咲くことからこの名がついたとも言われています。
『彼岸花』はその形と色から燃える炎に似ていることから家に持って帰ると火事になると
言われたり、毒を持つ花の為、不吉で危険な花という印象が持たれていますが、
実は、『彼岸花』は別名『相思花』という名前も持っています。
その由来は、他の花と異なり、地面から茎を延ばし、花を咲かせ、花が散ってから葉が茂ります。
その為、花は葉を見る事無く、葉は花を見る事が無い「葉見ず花見ず」のすれ違いの植物なのです。
同じ根から発しているにも関わらず、互いに見ることが出来ないが、
葉は花を思い、花は葉を思うというお互いを想い合うという意味で『相思花』と呼ばれるようになりました。
そして、真っ赤な花の色は先祖と子孫との絆を紡ぐ〝赤い糸〟とも言われています。
そんな『相思花』が咲くお彼岸は、『先祖は子孫を、子孫は先祖を』思いお墓で相思する日です。
先祖は子孫に思いを伝える事が出来ない為、お彼岸に彼岸花を咲かせ、子孫へ感謝の想いを
伝え、子孫はお墓参りで先祖へ感謝の想いを伝えるのです。
『彼岸花』にお彼岸の時期にお互いの想いを伝えあう相思の意味があることを知ると、
『彼岸花』の印象も変わってくるかもしれません。
お墓参りだけに関わらず、相手のことを思いやる心は素晴らしいものです。
なかなか人と逢いにくいこんな時期だからこそ、彼岸花が互いを想い合うように
誰かに感謝や想いを伝えてみるのもよいのではないでしょうか。
これからより秋が深まり、本来であれば行楽シーズンの到来となります。
10月1日よりGoToトラベルキャンペーンに東京都も追加され、これまで以上に多くの方が
各地へ旅行されている様子が報じられ、徐々に以前の活気が戻りつつありますが、
中には、新型コロナウイルス感染を危惧し、なかなか思う様にお出掛けできない方も少なくないと思います。
〝秋〟ならではのイベントを楽しむことが難しい中、
昨日は〝中秋の名月〟となり、各地で美しいお月さまを見ることができました。
今年は、いつもとは異なる年となり、季節のイベントを楽しむ機会が減っていますが、
季節の移り変わりを感じることはできます。
今年の秋は空や木々、山など自然に目を向け、季節の移ろいを味わってみるのも良いのではないでしょうか。
高塚工務店HP:https://www.takatsuka-con.co.jp
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